第38回 Ensemble Salicusデビューコンサートの概要〜ミサ式次第に沿って
いよいよEnsemble Salicusのデビューコンサート、グレゴリオ聖歌とフランドル・ポリフォニー〜単旋律聖歌の魅力とそれに育まれた多声音楽〜の公演が迫ってまいりました。 今回はこの公演で演奏いたします曲目をざっくりと説明したいと思います。
第37回 特殊ネウマについて
Ensemble Salicus
(櫻井元希・佐藤拓・谷本喜基・富本泰成・渡辺研一郎)
Salicus Kammerchorから生まれた声楽アンサンブル。グレゴリオ聖歌を主なレパートリーとする。10世紀頃に書かれた「古ネウマ」を手がかりに、グレゴリオ聖歌の歌唱法を模索している。
サリクスのブログ記事リスト
Salicus Kammerchorのコンセプトについて
第0回 Salicus Kammerchorのコンセプトについて
サリクスのコンセプトについてのそもそものお話です。あとから書いた記事ですが、物凄く根本的なお話なので、第0回としました。
Salicu
第34回 第3回定期演奏会 各曲について(その3)
第3回定期演奏会の解説、その3は前半プログラムの後半5曲についてお話しています。ドレスラー、プレトリウス、シュッツ、シャイト、そしてバッハの作品です。
これまでの作品はラテン語によるモテットでしたが、この5曲はみなドイツによる作品です。フランドルの技術やイタリアの作法がいかにド
第33回 第3回定期演奏会 各曲について(その2)
前回の記事から、第3回定期演奏会の各曲についてお話しています。
今回は前半のプログラムより、トマス・タリス、トマス・ルイス・デ・ビクトリア、クラウディオ・モンテヴェルディの「諸国よ主をほめ讃えよ」について解説していきます。
第32回 第3回定期演奏会 各曲について(その1)
第3回定期演奏会曲目解説シリーズ その1(この記事) グレゴリオ聖歌 復活徹夜祭のための詠唱/ピエール・ド・ラリュー/ルードヴィヒ・ゼンフル「諸国よ主をほめ讃えよ」 その2 トマス・タリス/トマス・ルイス・デ・ビクトリア/クラウディオ・モンテヴェルディ「諸国よ主をほめ讃えよ...
第28回 J. S. バッハの教会カンタータ(その3)
J. S. バッハの教会カンタータに解説した記事の第3回。ライプツィヒ時代の教会カンタータについて、時期を区切って解説しています。特に第2年巻に見られるコラール・カンタータについては、有名なBWV78 "Jesu, der du meine Seele"を例に
第27回 J. S. バッハの教会カンタータ(その2)
前回の記事では、バッハの教会カンタータの背景をお話しました。
今回はバッハ自身の教会カンタータが、彼の人生の中でどのように変遷していったかについてお話しいたします。
ミュールハウゼン時代の教会カンタータ(23歳頃)
バッハは23歳の頃の1年間、ミュールハウゼンの聖ブラジウ
第26回 J. S. バッハの教会カンタータ(その1)
前回はそもそもカンタータとは何か、そしてバッハ以前のカンタータはどのようなものだったかということをお話いたしました。
前回の記事はコチラ↓
第25回 「カンタータ」とは
今回はバッハの教会カンタータの背景についてお話いたします。
バッハのカンタータの背景
著名なバッハ
第25回 「カンタータ」とは
カンタータとは
手元にあるニューグローブ音楽大辞典によると、カンタータとは
「単声または多声のための器楽伴奏付きの声楽作品」
ということになっています。
物凄く広い定義ですね笑。ようは「器楽付きの歌」ということのようです。
それで、もちろんそれだけで説明が終わっているわけで