

サリクスのブログ記事リスト
Salicus Kammerchorのコンセプトについて
第0回 Salicus Kammerchorのコンセプトについて
サリクスのコンセプトについてのそもそものお話です。あとから書いた記事ですが、物凄く根本的なお話なので、第0回としました。
Salicu

第24回 J. デ・プレ「オケゲムの死を悼む挽歌」
第2回定期演奏会のプログラムについて 第19回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その1 第20回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その2 第21回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その3 第22回 グレゴリオ聖歌「シメオンはお告げを受けていた」 第23回 J....

第23回 J. オケゲム「憐れみたまえ/死よ、お前は傷つけた」
今回は第2回定期演奏会の後半2曲目に演奏いたします、J. オケゲムの「憐れみたまえ/死よ、お前は傷つけた」“Miserere / Mort, tu as navre”についてお話しいたします。
J. オケゲム(ca.1410-1497)
オケゲムはフランス・フランドルの作曲


第21回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その3
前回の記事の中でも述べた通り、この作品は、シュッツが幼いころを過ごしたケストリッツの領主で、親交の深かったハインリヒ・ポストゥムス・フォン・ロイス公の葬儀のために、ロイス公自身の依頼によって作曲されました。
公は1635年12月に亡くなりましたが、葬儀は翌年の2月4日に執り行わ


第20回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その2
3.中年期
再びヴェネツィアへ
1618年に30年戦争が始まってから、10年以上ザクセンは参戦していませんでしたが、次第にその影響を受けるようになってしまいます。
潤沢であった宮廷の財政は圧迫されていき、シュッツが司っていたドレスデンの音楽はその影響をもろに受けていきました


第19回 H. シュッツ 「音楽による葬儀」 その1
まずプログラム前半に演奏いたしますのは、H. シュッツの「音楽による葬儀」“Musikalische Exequien” op. 7, SWV 279-281です。この作品はドイツの音楽史上においても、また彼の人生においてもエポックメイキングな作品です。
ハインリヒ・シュッツと

第2回 バッハの作曲した曲種、様式、技法
今回は彼の作品からそのすそ野の広さを見ていこうと思います。
多彩な作曲ジャンル
J. S. バッハが作曲した曲のジャンル実に多岐に渡っており、オペラ以外はほとんど書いてしまったのではないかと思わせる程です。(世俗カンタータの音楽的構造は、レチタティーヴォ、アリア、重唱、合唱等